自己紹介

<eMAスペシャル・パートナー 日向涼子のコラム>

縁あって、e-Mobility協会のお手伝いをさせていただくこととなりました、日向涼子です。
もともと登坂力を必要とするヒルクライムを中心にロードバイクを楽しんでいたこともあり、私を知る人からは、「日向さんって、“アンチ電動アシスト自転車”でしょ?」と言われることもありますが、決してそんなことはありません。
むしろヒルクライムが好きだからこそ、力の差を超えて同じ時間、同じ空間を楽しめるe-Bikeには無限の可能性を感じており、その普及を望んでいます。

サイクリストは知っています。
自転車を漕ぐことで感じる季節感、風の心地よさ、汗をかくことで肉体的な健康が得られ、リズミカルなペダリングにより精神的な健やかさが保てることを。
これらを大切な人と共有出来たらなんて素敵だろう、と思いませんか?

自転車文化が根付いているヨーロッパでは、「これでも昔は自転車でガンガン走っていたんだ」という高齢者が加齢による体力の低下でスポーツバイクを諦めていたところ、e-Bikeを手に入れて自転車熱を取り戻し、生き甲斐を得たという話が多くあるそうです。
電気を使うといっても漕がないことには進まないので、e-Bikeをきっかけに体力をつけていくといったメリットもあるでしょう。

台湾から来日した方々と一緒に走った時は、体力あふれる男性がロードバイク、女性がe-Bikeというペアが多くいらっしゃいました。また、「昨日はロードバイクで頑張ったから今日は気持ちよく走りたいんだ」と、ご夫婦ともにe-Bikeというカップルもいて、そのフレキシブルな考え方には未来を感じました。

日本国内ではどうでしょう。

家族の冷たい視線を感じながら休日にロードバイクで出かけたり、まだまだ走りたいのに「家族が待っているから」と午前中で切り上げるという話を聞きます。
そのような方は、家族をe-Bikeに乗せて一緒に走りに出かけてはどうでしょう。
なぜ休みの日に自転車で出かけるのか、少しは理解していただけるかもしれませんし、特にヒルクライムでは手ごわいトレーニング相手になるでしょう。

それでも、個人でe-Bikeを所有する方はまだ少ないかもしれません。
でも、e-Bikeが旅先にあったら……旅の楽しみが広がりませんか?
山が多い観光地は車での移動が中心になりがちですが、最近ではレンタサイクルの中にe-Bikeを導入している自治体もあります。
ウォーキングやランニングよりも遠くまで行け、自転車のスピードだからこそわかる景色のうつりかわりはその土地を知るには最適です。

何より自転車は地球に優しく、自然豊かな場所にも負担をかけることがありません。

「地球環境に優しい」といえば、電気で走り二酸化炭素の排出をしない電気自動車もそうでしょう。
また、電気自動車は「蓄電池」としても活用ができ、自然災害が多い日本では安心材料のひとつとなります。

車については門外漢なのでまだまだ勉強が必要ですが、様々な意見を頂戴しながらすべてのe-Mobilityを取り巻く環境をサポートしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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